北陸三十三ケ所観音霊場とは

観音霊場とは、慈悲と智慧により、すべての人々を救済されるという霊験あらたかな観音様がお祀りされている霊場(寺院)をいいます。その霊場とは、三十三の寺院で構成されているのがほとんどで、三十三は、観音経において観音様が三十三の姿にその身を変えて、人々の悩みや苦しみを救済されることからきています。霊場への参拝は、その観音様の功徳を受けるため、三十三の観音霊場を巡ることを意味し、霊場参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が、来世で消滅し極楽に往生できるとされています。また、霊場は一般的には「札所」ともいい、かつて巡礼者が本尊である観音菩薩との結縁を願って、氏名や生国を記した木製等の札を寺院の堂に打ち付けていたことに由来しています。札所では参拝の後、写経や納経札のお布施として納経料を納め、納経帳等に宝印の印影を授かります。観音霊場巡りとは、そのような観音様が祀られているお寺を巡礼し、信仰を深めたり、お願い事をしたりすることであります。もちろん目的はこれら以外にも無数にあり、何が正しいというものではありませんが、弘法大師が説かれた「仏法遥かにあらず心中にして即ち近し」とあるように、自らの中の仏を信じて、前を向いて歩を進める巡礼の旅であって欲しいものであります。

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2024.05.23 Thursday