十二番 那谷寺

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【縁 起】

 養老元年(七一七)泰澄大師が千手観世音菩薩を造られ、岩窟内に安置して自生山岩屋寺を創建された白山信仰の寺院です。

 寛和年間にこの地を御幸された花山法皇が、ここに参詣すれば西国三十三所の霊場巡礼にまさるとして、第一番の紀伊・那智山と三十三番の美濃・谷汲山の一字ずつをとって「那谷寺」と命名されたと伝えられています。

 その後、白山三箇寺の一として繁栄しましたが、中世の戦乱で荒廃し、寛永年間に加賀藩三代藩主前田利常公により、名工山上善右衛門らが再建復興し、岩窟内に本尊千手観世音菩薩を安置した本殿、岸壁に面した舞台造りの大悲閣拝殿、優美な三重塔、不動明王を安置する護摩堂、鐘楼や唐門などいずれも重要文化財。元禄二年八月五日に当寺を訪れた芭蕉の「石山の石より白し秋の風」の句碑、奇岩遊仙境の紅葉なども有名です。

 書院の庭は利常が小堀遠州の指導で造らせたといわれ国の名勝に指定されています。

 

【奇岩遊仙境】

 那谷寺をおとずれた人は、山門をくぐり、杉並木や石灯篭の並ぶ参道から回遊式に境内をめぐり、感嘆の声をあげます。池あり山あり谷ありの変化にとんだコース。なかでも、蓮池の向うに奇岩霊石がそそり立つ奇岩遊仙境は、その昔の海底噴火の跡と伝えられ、華厳経に説く、補陀落観音浄土を想わせる絶妙の自然美です。なお日本有数の名湯といわれる、粟津・山代・山中・片山津の加賀温泉郷にとりかこまれる至便に位置し、静寂を保っています。

十一面千手観世音菩薩

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【アクセス】

  • 住所:〒923-0336 石川県小松市那谷町ユ122
  • 電話:0761-65-2111
  • FAX0761-65-1626
  • URLhttp://www.natadera.com
  • e-mailinfo@natadera.com
  • 交通:JR北陸本線加賀温泉駅からCANバスにて30分那谷寺下車/北陸自動車道小松ICから30分/小松空港からタクシー30
  • 観光:加賀四温泉に隣接し、安宅関趾や篠原源平古戦場なども近い
  • 専用駐車場:大型車20台 普通車350
  • 宿泊設備:那谷町門前瀬川屋旅館 収容人員40名 山中・山代・片山津・粟津温泉郷

SCHEDULE

2024.05.23 Thursday